出荷と売上処理を切り換えて赤黒仕訳転記

アップロードファイル 66-1.xls

↑【計上flagと転記flagの遷移フロー】:売上計上/未計上をからめた赤黒仕訳転記の仕様

2007/4/24に赤黒仕訳転記という題名で、ふくろう販売から市販会計連動の仕組みを説明した。
今回は、出荷と売上処理を区別した場合の赤黒仕訳の仕組みを説明する。
販売業務は通常、①見積→②受注→③出荷→④売上の流れで処理する。
イメージでみるとこのようになる。
それぞれの処理毎に入力画面があるので、データもそれぞれにできるのが普通である。
しかし、ふくろう販売では、①と②で同一画面&同一データ、③と④で同一画面&同一データという構造をしている。
これは中小企業ターゲットに考えた場合、できるだけ少ない処理画面でシンプルに操作してもらおうと設計した。

データを別に持たなくてはいけないのは、元データに対してN件のリレー先が発生する場合(受注:売上=1:N)である。
受注伝票(データ)1件に対して分納売上がある場合はN件の売上伝票(データ)が発生する。 2件目のリレー売上については受注残数量初期表示から納品数量を入力していく。
しかし、見積から受注は殆ど1:1、出荷から売上計上も殆ど1:1だから、同一データ上でステータス変更することにより受注残・失注管理や在庫減・売掛増管理をしている。
ただ、システム的にはステータスを戻す場合もあるので仕訳連動も含めて整合性を考慮しておかなければいけない。
今回アップロードファイルも社内ミーティングでまとめたものの要約である。

 

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