電子申告⑰ 税務署員による電子申告普及PR活動

留守中に2回程税務署の方が来社していたので本日アポとって来てもらった。 電子申告の普及で先生の事務所に訪問してまわっているという事である。
うちは、関与先100%電子申告しているということでおどろいていた。
来年1月4日以降にe-taxでの確定申告で、源泉徴収票や医療費領収書等を添付しなくてよくなった。 個人や会計事務所が申告期限から3年間保存しておけばよい。
さらに、代理送信(税理士が納税者に代わって電子申告)の場合も初年度5,000円の税額控除できるということになった。 これは大きいと思ったが、但し、納税者の住基カードで署名がいるということで、がっくりである。
電子申告普及のため、特に税理士にお願いに訪問し、改善点ヒヤリングしたり、制度変更したりと涙ぐましい努力をしているが、いまいち亀の歩みのようである。
税理士+上級シスアドの立場から、e-taxシステムの改善点・窓口の人の対応・税務+ITの人材など好きな事を言ったが、よく聞いてくれた。
署も、紙の申告なら7年間整理して保管しておかなくてはいけないが、倉庫代だけでなく、検索コストも馬鹿にならない。
デジタル化により税務署員も減少していくということで、「民間より遅いですナ」とチクリと刺して、どんどんお手伝いしますよと、30分の会談予定が45分も話し込んだ。

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