請求締切日と回収予定日の関係

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↑【014-1 請求締切日と回収予定日の算出法】:いろいろな請求締切に対応する基本設計仕様

得意先への売上を毎月20日で締切り、翌月末日支払で請求書を発行するというのは、販売管理の基本機能にある。
月1回だけでなく15日と末日等複数締切や、都度締切、週締切とユーザによっては特殊な請求締切があるケースもある。
販売管理パッケージ「ふくろう販売」では1得意先に対して月3回迄の締切と都度・週締切は標準で可能である。
また、入金伝票入力時に入金日と売上データから回収予定額が表示され、確認しながら金額入力できるのは便利である。

3月末日決算の得意先で毎月は20日締切で請求書発行の場合、3月21日~末日迄で仮請求書を発行し、4月20日には3月21日~4月20日の本請求書を発行というケースは、販売管理ソフト「ふくろう販売」ではできていた。
今回のバージョンアップで、3月末日で3月21日~末日迄の本請求書を発行し、4月20日には4月1日~4月20日の本請求書発行も可能にした。
得意先マスターに決算月日とそれに対応する回収条件を設定した得意先のみ、自動的に伝票日付より判定するという仕様である。
仮請求の場合はあらためて次回締切日に洗替え請求するので債務確定してないような印象を与えるが、本請求の場合は期末請求残高を期首の前回請求残高に引継ぎ、きちんと締切処理するので問題ない。 請求書より仕入計上している得意先も、締切後から決算迄の仕入を集計した請求書もらったら、チェックだけで済むので楽である。
また、締日の翌日から末日までの発生額を未払金として計上できるので、わずかでもお金をかけずに納税を先送りできます。

得意先の発生主義決算処理を楽にできるシステムをユーザに導入できる日が待ち遠しい。

 

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