クロス集計表

販売管理のデータを分析するのに、マトリックスで縦横の交差する金額を比較したり、合計を比較するとわかりやすい。
例えば、縦軸に得意先、横軸に商品で売上金額のクロス集計表を作成すると、得意先別商品別売上集計表をテーブル形式で見る事ができる。
【合計集計表】:
得意先___商品____売上金額__
A_____甲商品_____10,000___
_______乙商品_____20,000___
_______合___計_____30,000___
B_____甲商品_____15,000___
_______丙商品_____25,000___
_______合___計_____40,000___
_______総合計_____70,000___

【クロス集計表】:
得意先__甲商品___乙商品___丙商品___合__計__
A______10,000____20,000__________0____30,000__
B______15,000___________0___25,000____40,000__
合計____25,000____20,000___25,000____70,000__

販売管理システム「ふくろう販売」では、各種データからEXCELにエクスポートし、EXCEL上のピボットテーブルで自由にクロス集計表を作成できるようになっている。
少し手間がかかるが自由度は高い。

ピボットテーブルのサンプル画面イメージはこのようになる。

EXCELのPivotTable機能で、ドラッグ&ドロップしながら項目をコピーするのは何でもないように思うが、やはりハードルが高く感じるユーザもいる。
そんなユーザにも使い勝手が良いように、予め集計に必要であろう項目を用意して自由に合計集計表やクロス集計表ができるようなプログラムを組み込んだ。

合計集計表のサンプル画面イメージはこのようになる。

どちらかというと前者はシステム担当者向き、後者は管理者向きの分析資料だが、どちらもよく使うパターンを任意の名称つけて登録しておけば毎回設定しなおしする必要なく、呼び出して出力できる。
大事なのは有益な資料から経営判断することなので、作成手順が簡単な方がよい。
使いこなしてもらって、その会社が成長してくれたら本望である。

 

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