売上明細表

業務システムにおいてはデータは重要である。
折角入力した日々の取引データを色々な角度から出力し分析して対策を考える習慣を付けたいものである。
今回は、イージーオーダー型販売管理パッケージの「ふくろう販売」の「売上明細表」に絞って機能紹介をする。

一定期間の売上データを得意先別・商品別や担当者別に一覧/明細表示したり、得意先別商品別等の組合せで一覧/明細表示が簡単にできたら、中小企業の業務に携わる人が共有して使える。
「売上明細表」でこんな事ができるという機能をまとめてみた。 なお、各項目名をクリックするとサンプル画面が表示される。

1.帳票種類
得意先別売上明細表(2行形式)~売上合計表の7種類は予め用意されていて、ユーザが任意に設定した条件で別名保存することも可能。

2.並べ替え
得意先・商品・担当者や商品分類等、並べ替えの組合せを3つ迄自由に選択可能。

3.ドリルダウン(伝票ジャンプ)
明細行をダブルクリックしたら売上伝票にジャンプし修正可能。

4.印刷及びExcelやPDF保存
プレビュー/印刷やPDF形式に保存も可能。

5.Excel出力
画面に表示された内容をダイレクトにExcel出力可能。

6.エクスポート(編集加工用形式)
売上データの項目を任意の順で選択、別名保存も可能。
生データがExcel出力されるので他のシステムとの連携等に使用可能。

7.エクスポート(ピボットテーブル用形式)
売上データの項目を任意の順で選択、別名保存も可能。
Excelのピボットテーブルで三次元のマトリックス表を作成しやすいように出力されるので、縦横柔軟なクロス集計可能。

8.出力画面から1クリックで項目並べ替え
1行形式で出力のみこの機能が使用可。
例えば品名の右横の◇をクリックすると品名昇順に並べ替えられて表示される。

9.出力項目選択
売上明細表の出力項目を左右に移動したり、列を追加・変更・削除して出力したい項目を選択可能。

10.帳票設定
印刷帳票の列幅を調整したり、タイトルやフォントを変更したり、Excel上で帳票レイアウト編集可能。

11.売上合計表
上記2の並べ替えKEYで集計出力、Excel機能でグラフ挿入等の編集可能。

売上データから出力される売上明細表を今回は取り上げたが、他に受注・発注・仕入・入金・支払・入出庫データから各明細表が同様に出力可能である。
中小企業は、折角入力したデータを伝票発行や元帳出力のみに使用するのではなく、経営に役立てるような活用を考えてシステム化して欲しいと願う。

 

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