レンタル業の予定在庫管理

物販業の会社の在庫管理は現時点の商品や部品・材料の実在庫数を把握する。
さらに受注残数を差し引き、発注残数を加算して有効在庫数を管理できたらベターである。
しかし、レンタル業の在庫管理は先日付の予定在庫が把握できなくてはいけない。
貸出期間中は在庫減で、返却して在庫増となる。
Wレンタルで他社から借り入れて貸し出す場合を除き、自社の帳簿在庫は減らないが営業在庫は減って、その分他社へ貸出できない。
また、修理に出している場合も修理期間中は営業在庫減で、その分貸し出すことはできない。
例えば本日(7/1)にパイプテント ブルーの予定在庫が、次のようになっていたとする。

__7/06__7/07__7/08__7/09__7/10__7/11__7/12__
______6_____11______11______11______11______14______14__

この状態で、7/07~7/12に10台の注文が入った場合はOKであるが、7/06~7/11に10台の注文が入った場合、自社営業在庫だけでは受けられない。
7/06の不足分4台を埋め合わせるため同業者から借り入れ等して調達しなければいけない。

このように、物販業の会社の在庫管理は現時点の在庫数が重要で、レンタル業の会社の在庫管理は将来の在庫予定数が重要である。

レンタル業向け販売管理システム「ふくろうレンタル」は、予定在庫一覧表や商品予定表で将来の予定在庫管理を標準実装している。

以上の流れを、「ふくろうレンタル」のサンプル画面でみるとこのようになる。

また、フォークリフトやダンプ等の建設機材レンタルの場合は単品管理しているケースが多いが、その場合は、貸出機材確認表で開始日~終了日迄の貸出状況スケジュールを見ながら貸出可能かどうか確認できる。

「ふくろうレンタル」の貸出機材確認表サンプル画面は、このようになる。

 

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