請求確定処理

請求業務では、同じ得意先の請求書を何回も再発行する場合がある。

伝票入力の誤りや漏れでデータを修正したり追加したりして請求締切処理をし、請求書を再発行するという例外ケースも少なくない。

今回の請求確定処理は、請求額が確定する迄シミュレーション的に請求書発行し、最終で過去の伝票修正防止のため請求確定処理をするというものである。

建機レンタル業向け販売管理システムのfukuaik20x30「ふくろう建機レンタル」のバージョンアップの一つとしてこの請求確定処理を追加した。

この業界では先に単価や貸出金額、返済予定日が決まるというのは少なく、返済時の検収で滅損や修理が必要になったり、得意先とのネゴ等で、初回請求書出力してそのまま送信といかない場合が多い。

少人数のレンタル会社なら請求画面で確認し訂正して請求書発行したらよいが、少し大きな会社になると経理が請求書出力して各営業担当者に配付し、伝票修正や追加して再発行→請求確定処理している。
上記を「ふくろう建機レンタル」の画面遷移で見ると

1.請求書発行後、当請求期間内に返却された商品がある事に気付き返却入力して請求締切後に再発行、さらにレンタル品・販売品の追加が漏れていたので受注・売上伝票修正して請求締切後再発行の例。

2.請求確定処理後に、売上伝票の訂正しなくてはいけなくなり、請求確定処理取り消して売上伝票修正、請求締切後再発行の例。

 

請求確定処理概要

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