生コン販売業向け販売管理システム

先日、生コン販売業向けに販売管理シスシステム「ふくろう販売」をカスタマイズして納品した。

主なカスタマイズは、建設現場に収めるので現場の項目が必要なのと、現場別値引という処理が必要である。
一般的には商品の売上単価はバラバラでどの商品も一律いくら値引というのは有り得ない。
1万円の商品も1千円の商品も500円値引となると9,500円と500円の売単価で後者の方が値引率が大きくなる。
値引率がどちらも5%なら9,500円と950円となり、適正利益は確保できそうである。
実際の商品も例えば、「16-8-20N(AE減水剤)」は13,600円/m3だが、「40-21-軽量(1.85)N(高性能AE減水剤)」は26,300円/m3と倍近い。
仮に4,000円の値引とすると、前者は約30%、後者は約15%の値引率で前者の方が得となる。
本当にこの仕様でよいのか具体例を書きながら確認してからカスタマイズにあたった。

結果的に上記はOKだったが、
同様に何回も確認して具体的な資料で確認したにも拘らず、カスタマイズが必要なかったものもあった。
現場別売掛残管理が必要という要望に対して、得意先現場別に入金できるようにし、現場別の請求書発行もできるようにカスタマイズしたが、
標準の得意先別売掛残管理でよく、得意先別の請求書にどの現場に納品したかわかればよいというものである。
お客様は初めてのシステム化で営業と経理の認識違いで、納品後に無償修正対応したが、
基本設計確認書で責任者の署名押印をもらうようにした方がお互い無駄な時間を費やす事がなかったと反省である。

生コン販売業向けにカスタマイズした「ふくろう販売」による具体例はこちら。

 

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