大阪国税局

大阪国税局の内部統制及び不法行為で世間を騒がせている細名・平良事件の最中、某顧問先の滞納源泉税の件で大阪国税局に訪問した。
10年前迄の社長未払給与分の源泉所得税で、その後はきちっと納税、500万円の本税滞納分も月々10万円弱支払い続けて支払意志は充分あるにも拘わらず、以前にいきなり不当に差し押さえ処分された会社の納税相談に立ち会ったのである。

最近の売上状況の話しから始まり、少しずつ滞納額を増額している状況下でも、担当者O氏は、始めに取立てありきのスタンスで詰問してくる。
社長未払給与でも従業員の給料や経費払いながら会社経営を維持し、この状態で3〜5年内には取り敢えず本税は完納する予定というと、延滞税もあるので「時間かかりすぎる、どんどん増やせ」、
「うちらは債権者である、(差し押さえ)するかせんかの判断はうちらがするのや」と机を叩きながらプレッシャをかける。
「(差し押さえの)権利は当然ある、債権者ですよ、当たり前だ」

上から目線で職権を振りかざし、自分達はできるのだぞと脅しをかけてきたので、過去のいきさつを説明しようとしたら、
「私は具体的にはわからん、その場にいてない、話しのやりとりわからん、いきさつはおらへんからわからん、担当者から聞いてない」
と自分の持分以外は関係ないと民間の会社では考えられない発言。
納税相談中にいきなり差し押さえされた話しをすると「僕も長いですけど実際にそういう者はいない」とまたも了見の狭い発言。
その時、職権押出・無関心が根本原因で細名・平良事件の温床になったのだな〜と感じた。
人間は環境の動物である、喉元過ぎれば何とやらにならなければよいが・・・

 

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