販売管理システムの
「ふくろう販売」は、見積と受注を同じ画面で入力し、ステータスによって切り替えていた。
見積と受注がほぼ同じ場合にはシンプルで良かったが、見積書に小計・中計やそれに改ページの選択、摘要・メモもたくさん入力したいという要望の顧客にはEXCELで対応してもらっていた。
例えば、内装工事業では、見積書鑑に「床工事」・「壁工事」・「電気工事」・・・『調整値引』、『合計』、『消費税』、『総合計』、
見積明細書には、「床工事」の内訳として、「タイルカーペット」・「玄関ロイヤルストーン」・・『小計』、「壁工事」の内訳として「クロス工事」・「壁面サンメント」・・『小計』・・・『中計』、『調整値引』、『合計』といったような形式である。
さらに、見積入力時に別の見積データから複写はもちろん、受注・売上・発注・仕入伝票からも複写したいという要望の顧客も現れた。
そこで、見積・受注→売上という流れから、見積→受注→売上という三段階の流れに変更した。
まず、見積入力のサンプル画面は、このようになる。 見積時には必要な単価履歴機能はちゃんと付いている。
サンプルは、見積伝票からの複写だが、受注伝票は受注no、売上伝票は売上伝票no、発注伝票は発注no、仕入伝票は仕入伝票noをそれぞれ検索して伝票明細表示し、明細行毎に複写選択できる。
与信管理については、見積時にチェックはしていないが、与信・債権情報は確認する事ができ、見積から受注入力の時点で与信チェックをしている。
ふくろうシリーズの他の業種パッケージ、『建機レンタル』・『仮設資材レンタル』・『イベントレンタル』・『鋼材』等にも順次バージョンアップしていく予定である。