販売管理と生産管理の連携(発注仕入と進捗表)

前回の「販売管理と生産管理の連携(工程別生産スケジュール)」のシステム納品が完了した。

前回は売上・生産・在庫管理の説明だったが、今回は仕入管理と生産スケジュールや進捗表の関連について説明する。

前回の業務フローの右上の仕入管理部分であるが、もう少し詳細な下記の図の黒枠部分の記述である。

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fukuaik20x30販売管理システム「ふくろう販売」の画面をサンプルに、分割して説明する。

 

1.まず受注決まったら生産計画を立て、外注加工先に見積依頼や発注をして生産にかかり、進捗管理をしていく。

① 受注→生産計画→加工発注→注文書(注文内示書)→進捗表のサンプルはこちら

 

2.得意先の納期変更や注文数の変更に応じて加工先にも変更しなければいけない場合も少なくない。

そういう時には新たな注文書発行し、発注変更履歴で管理していないとミスの原因となる。

② 加工伝票修正→注文書→発注変更履歴のサンプルはこちら

 

3.材料を海外から仕入れる場合もある。 その場合は外貨で海外向け注文書が必要である。

Excelで出力して補充入力できるようにしておけば柔軟に対応できる。

③ 海外材料発注→海外材料注文書→海外材料仕入のサンプルはこちら

 

4.材料を外注先に支給して加工作業をしてもらう場合に材料を有償または無償支給の形態がある。

優勝支給の場合は売上計上と同時に材料の在庫減となる。

④ 材料売上入力→材料支給伝票・支給素材内訳・納品請求書のサンプルはこちら

 

5.加工先からの納品書によって加工仕入入力で買掛金計上、計画を見比べながら生産実績入力をして進捗管理をしていく。

⑤ 加工仕入入力→生産実績入力→進捗表のサンプルはこちら

 

このように各工程の実績入力・完了で進捗表と連携し工程別進捗管理が可能になる。

最終工程完了で完成品在庫が増え、受注リレー売上で受注残が減り、完成品在庫が引き落とされる。

受注から売上の間に、発注・仕入・生産計画・実績・進捗管理が有機的に連携したシステムとなった。

 

 

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