請求締切日一括変更

8年前のブログに「請求締切日の変更」というタイトルで締切日が変更になった場合の処理を記述した。
事前に変更がわかっていたら得意先登録で締切日変更して伝票を入力していけば問題無いが、大量の伝票を入力後に得意先から締切日変更依頼がきた場合、ひとつひとつ伝票を開いて新しい請求締切日に変更しなければいけなかった。

請求締切日間際の売上日で今回請求対象でなく翌月請求に回してくれと言われた場合、伝票毎に請求締切日を変更できるメリットはあるが、上記のような場合は不便である。
例えば20日締切の得意先で6月20日請求書発行後、6月21日~7月12日迄入力した時に、7月分から10日締切で請求書発行してくださいと 言われた場合である。
7月は今迄どおり20日締切で請求書発行し、8月10日からにしてくれませんかねと力関係で言えるなら良いが、そうはいかない中小企業の場合、得意先の要請に応えるしかない。
その得意先が数枚程度の伝票なら6月21日以降の伝票を開いて修正するにはさほど手間がかからないが、数十枚も入力していたらうんざりする。
そこで販売管理システムfukuaik20x30「ふくろう販売」では、「マスタ締日変更」処理を標準に組み込むことにした。
マスタ締日変更の画面で得意先(仕入先)を選択し、変更前締切日が表示されているのでそれを変更して更新したら該当する伝票が全て 新締切日で自動更新されるという機能である。
締切日変更は滅多におこらないが、得意先の決算で急に○月末日で請求書発行してくださいという事は少なからず発生する。
fukuaik20x30「ふくろう販売」では得意先登録で本決算日を登録していたら自動的に決算日で締切処理して請求書発行できるようになっているが、事前登録なしで伝票入力後にそのような事になってもこの「マスタ締日変更」で対応できる。

マスタ締日変更の具体的な画面処理はこちらから確認できる。

また、締日変更(20日→10日)した後に戻した場合(10日→20日)の画面サンプルもこちらから確認できる。

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